Java - メソッドとフィールド

メソッドとフィールドとは

Java では、クラスに含まれる機能をメソッド、データをフィールドと呼びます。クラスがどのような処理を行うのかに合わせて、適切なメソッドとフィールドを用意します。

class クラス名 {
    フィールド1
    フィールド2
    ...
    
    メソッド1
    メソッド2
    ...
}
メソッドとフィールド

例えば、四則演算を行う計算機のクラスを用意する場合、基本的な四則演算機能や、結果を保存するデータがあります。以下は、add メソッド (加算機能) を持つ Calc クラスです。加算された結果は、result フィールドに保持されます。

class Calc{
  int result;
  
  void add(int val1, int val2){
    result = val1 + val2;
  }
}
add メソッドと result フィールド

メソッド

メソッドの構文は、以下のとおりです。

[修飾子] 返り値のデータ型 メソッド名([引数1,] [引数2,] ...){

}
メソッドの構文

メソッドを呼び出す場合、単純に呼び出すだけではなく、値を指定することもできます。例えば、上述した add メソッドには、加算するために2つの値を指定できます。もっとも単純なメソッドの構成は、以下のとおりです。

void メソッド名(){

}
もっとも単純なメソッドの例

上記の例では、返り値がなく (void)、引数もありません。返り値とは、呼び出されたメソッドが処理を終了する際に、呼び出し元に対して渡す値のことです。返り値を指定する場合は、return 文を使用します。例えば、add メソッドを呼び出した場合、計算結果を返すようにするには、以下のように記述します。

class Calc{
  int add(int val1, int val2){
    int result = val1 + val2;
    return result;
  }
}
計算結果を返す

上記のメソッドを実行するためには、以下のように記述します。

class test{
  public static void main(String[] args){
  
    Calc calc = new Calc();
    int result = calc.add(1, 2);
    
    System.out.println(result); // 3
  }
}

class Calc{
  int add(int val1, int val2){
    int result = val1 + val2;
    return result;
  }
}
計算結果を返す

フィールド

フィールドの構文は、以下のとおりです。

[修飾子] データ型 変数名;
フィールドの構文

フィールドには変数を記述します。変数とは、値を一時的に保管する場所のことです。変数にはデータ型と名前を指定します。データ型とは、値の種類のことで、例えば数値や文字列などです。名前は値を一時的に保管する場所を識別するために付けられた名前です。

// 整数型
int age;

// 文字列型
String name;
フィールドの例

また、変数を宣言する際には変数名とデータ型を指定する必要があります。データ型とは値の種類のことです。例えば、整数、文字列、論理値などです。Java で用意されているデータ型は次のとおりです。

種類データ型値の範囲
8 ビット整数byte-128 から 127
16 ビット整数short-32,768 から 32,767
32 ビット整数int-2,147,483,648 から 2,147,483,647
64 ビット整数long-9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807
32 ビット単精度浮動小数点数float±3.40282347E+38
64 ビット倍精度浮動小数点数double±1.79769313486231570E+388
16 ビット Unicode 文字char\u0000 から \uFFFF
文字列Stringint と同様
真偽値booleantrue または false

データ型の値の範囲を超えるデータを代入するとエラーになります。その場合は、適切なデータ型に変換して代入する型変換が必要になります。

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