HTML - wbr 要素
概要
- 名前
wbr
- カテゴリー
- Flow content
- Phrasing content
- 配置できる場所
- Phrasing content が期待される場所。
- コンテンツモデル
- 空要素のため、子ノードを持ちません。
- 説明
wbr
要素は、br
要素のように必ずその位置で改行されるわけではなく、文字列が表示領域の幅に収まらない場合に限り、その位置での改行 (折り返し) できるようにするための要素です。例えば、長い英単語や URL のような文字列は、それを表示できるだけの幅が確保できない場合でも途中では改行されずに、その領域をはみ出して表示されることがあります。そのようなことを避けるために、その文字列内の「改行しても良いと思われる位置」に挿入して、改行を可能にするのがwbr
要素の役割です。- タグの省略
- 開始タグも終了タグも省略できません。
- DOM Interface
HTMLElement
- 仕様書
仕様書 策定状況 コメント LS:現行の標準 - REC:勧告 - - サポートブラウザ
- IEEdgeFirefoxChromeSafariOperaiOS SafariAndroid
× ○ 1 1 ○ ○ ○ ○ ○:Support ×:Not Support ?:未定義 n:以降の Version で Support
属性
グローバル属性
- すべての要素で共通に利用できるグローバル属性を指定できます。
サンプルコード
wbr
要素のサンプルコードは以下のとおりです。
<p>
http://this<wbr>.is<wbr>.a<wbr>.really<wbr>.long<wbr>.example<wbr>.com/With<wbr>/deeper<wbr>/level<wbr>/pages<wbr>/deeper<wbr>/level<wbr>/pages<wbr>/deeper<wbr>/level<wbr>/pages<wbr>/deeper<wbr>/level<wbr>/pages<wbr>/deeper<wbr>/level<wbr>/pages
</p>
wbr
要素のサンプルコード