コーディングの命名規則まとめ

真偽値を表す命名規則

真偽値を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixis期待する状態になっているかisEnabled
prefixcan期待する処理ができるかcanRemove
prefixshould命令を実行するべきかshouldMigrate
prefixneed命令を実行する必要があるかneedFileCopy
prefixhas期待するデータやプロパティを持っているかhasConnection
exists期待するデータやプロパティが存在するかexists(dir)
contains期待するデータやプロパティが含まれているかcontains(item)

文字列操作を表す命名規則

文字列操作を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixfind情報を検索する (発見可能前提)findString
prefixsearch情報を探索する (発見不可前提)searchString
seek連続した情報を順番に探査するfile.seek()
extract情報をある条件で抽出するhash.extract()
filter情報をある条件で除外するfilter()
replace既存のデータを置き換えるString.replace()
join既存のデータを結合するString.join()
parse既存のデータを解析するString.Parse()

データ操作 (追加) を表す命名規則

close[1] Deprecated (非推奨)
アクセサ (setter) との混同を避けるため、非推奨です。
データ操作 (追加) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixset [1]データを設定するsetProperty
prefixaddデータやオブジェクトを追加するaddList
prefixputデータやオブジェクトを追加するhash.put(key,value)
prefixinsertデータやオブジェクトを挿入するinsertQueue
prefixappendデータやオブジェクトを末尾に追加するappendQueue
prefixpushデータやオブジェクトを先頭に追加するpushQueue
prefixprependデータやオブジェクトを先頭に追加するprependQueue
prefixregisterデータやオブジェクトを登録するregisterStorage
prefixcreate新しいデータやファイルを作るcreateAccount
prefixnew新しいデータやファイルを作るnewAccount
prefixmake既存データを加工してデータやファイルを作るmakeFile
prefixbuild既存データからデータやファイルを組み立てるbuildFile
prefixfrom既存データを流用してデータやファイルを作るfromConfigFile
prefixgenerate何かのルールに従ってデータやファイルを作るgenerateFile

データ操作 (変更) を表す命名規則

データ操作 (変更) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixupdate既存のデータを最新化するupdateAccount
prefixupgrade既存のデータをより優れたものに交換するupgradeAccount
prefixapply既存のデータを適用するapplyAccount
prefixrefresh既存のデータを更新するrefreshAccount
prefixchanged既存のデータを変更するchangedAccount
prefixmodified既存のデータを修正するmodifiedAccount
prefixrevised既存のデータを改版するrevisedAccount
prefixenable既存のデータを使用可能にするenableAccount
prefixdisable既存のデータを使用不可にするdisableAccount
prefixfix既存のデータの問題を解決するfixAccount
prefixrepair既存のデータを修理するrepairAccount
prefixrestore既存のデータを復元するrestoreAccount
prefixrecover既存のデータを復旧するrecoverAccount
prefixedit既存のデータを編集するeditAccount
prefixadjust既存のデータを調整するadjustString
prefixadapt既存のデータを適合させるadaptString
prefixconvert既存のデータを変換するconvertString
prefixto既存のデータを変換するtoString

データ操作 (削除) を表す命名規則

データ操作 (削除) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixdelete既存のデータを削除する (復元不可)deleteAccount
prefixremove既存のデータを除去する (復元可能)removeAccount
prefixtrash既存のデータを廃棄する (復元可能)trashAccount
prefixerase既存のデータを消去する (書き直し可能)eraseAccount
prefixclear既存のデータを初期化するclearAccount
prefixflush既存のデータを初期化するflushAccount
prefixreset既存のデータを初期化するresetAccount
prefixdispose既存のデータを開放する (再利用可能)disposeAccount
prefixdestroy既存のデータを破棄する (再利用不可)destroyAccount
prefixunregister登録済みのデータを解除するunregisterStorage
prefixunset定義済みのデータを未定義にするunsetAccount
prefixpop先頭のデータを取り出して取り除くpopQueue
initialize既存のデータを初期化するinitialize()

データ操作 (書き込み) を表す命名規則

データ操作 (書き込み) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixsave既存のデータを保存するsaveAccount
prefixoutput既存のデータを出力するoutputAccount
prefixexport既存のデータを書き出すexportAccount
prefixwrite既存のデータを書き込むwriteAccount
prefixstore既存のデータを貯蔵するstoreAccount
prefixsend既存のデータを送信するsendAccount
prefixcommit既存のデータを確定するcommitAccount

データ操作 (読み込み) を表す命名規則

close[2] Deprecated (非推奨)
アクセサ (getter) との混同を避けるため、非推奨です。
データ操作 (読み込み) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixget [2]既存のデータを取得するgetAccount
prefixload既存のデータを呼び出すloadAccount
prefixinput既存のデータを入力するinputAccount
prefiximport既存のデータを読み出すimportAccount
prefixread既存のデータを読み込むreadAccount
prefixrestore既存のデータを復元するrestoreAccount
prefixfetch既存のデータを取得するfetchAccount

データ操作 (検証) を表す命名規則

close[3] Deprecated (非推奨)
意味が広すぎて何をしているか分からないため、非推奨です。
データ操作 (検証) を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixcheck [3]対象のデータがある条件に適合するか確認するcheckAccount
prefixtest対象のデータがあるルールを満たすか確認するtestAccount
prefixvalidate対象のデータが正しいか検証するvalidateAccount
prefixcompare対象のデータを比較するcompareAccount
prefixverify対象のデータを照合するverifyAccount

許可・禁止を表す命名規則

許可・禁止を表す命名規則一覧
場所単語意味
prefixallow対象に利用権限を与えるallowAccount
prefixdisallow対象に利用権限を与えないdisallowAccount
prefixaccept対象を承認するacceptAccount
prefixdeny対象を否認するdenyAccount
prefixrefuse申請や要求を辞退するrefuseAccount
prefixreject申請や要求を拒否するrejectAccount
prefixgrant対象にある範囲の権限を与えるgrantAccount
prefixrevoke対象から権限を剥奪するrevokeAccount

ハンガリアン記法

ハンガリアン記法には、シモニーの考案した変数の意味や使用目的から接頭辞を決定するアプリケーションハンガリアンと、変数名にデータ型を表す接頭語や接尾語をつける記法だと誤解されたシステムハンガリアンの 2 種類があります。 単に「ハンガリアン記法」と書かれている場合、一般的にはシステムハンガリアンの意味で用いられます。

下記は、C 言語などの明示的な型付けを行う言語で用いられるシステムハンガリアン記法の一覧です。 システムハンガリアン記法は、静的な型付けを行う言語とは相性が良いですが、動的な型付けを行う言語では使用されません。

システムハンガリアン記法一覧
場所単語意味
prefixb or f論理型 (binary)bDirtyFlag
prefixch文字型 (character)chSeparator
prefixbybyte 型 (符号なし 1 バイト整数)byGrayLevel
prefixi or n整数型 (integer)chSeparator
prefixl長整数 (long)lDate
prefixui符号なし整数 (unsigned integer)uiCount
prefixwワード型 (word)wLanguageCode
prefixdwダブルワード型 (dword)dwSize
prefixf or fp単精度浮動小数点型 (float)fPrice
prefixd or dp倍精度浮動小数点型 (double)dPi
prefixp or lpポインタ型 (pointer)pDirectSound
prefixs文字列型 (string)sPlayerName
prefixszゼロ終端文字列型 (string zero)szFileName
prefixfn関数ポインタ型 (function pointer)fnCallback
prefixhハンドル型 (handle)hThread
prefixg_グローバル変数g_iErrorCode
prefixc_定数 (const)c_nBufferSize
prefixs_静的変数 (static)s_pLookupTable
prefixm_メンバー変数m_nLength