Google の次世代メールサービス Inbox by Gmail の招待と使い方

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Inboxとは

Inboxは、毎日大量に届くメールをスマートに管理するGmailとは全く別のメールサービスです。メールは今も昔も仕事からプライベートまで様々な用途で使われています。予定の時間や場所を連絡したり、仕事や作業の依頼をしたり、ホテルや航空券の予約にも使われています。ユーザは、大量のメールから重要なメールを見逃さないように、忘れないように管理することに労力を費やしています。Inboxは、そのような労力を取り除き、ユーザが重要なタスクに集中できるように作られたメールサービスです。


早い話がメールとリマインダーが融合したものと言えます。メールの未読、既読に加えて、保留、再通知、完了を設定できるため、メール自体をリマインダー化することができます。また Inbox では重要なメールやスレッドにピンを打ち、まとめておくことができます。これは Gmail で言えばメールに星印をつける機能と似ています。重要なメールにピンを打つことで、他のメールに埋もれて忘れてしまうことを防止できます。英語ですが Youtube に Inbox のプロモーションビデオがあるので、このページにも貼り付けておきます。


The Inbox that works for you

https://www.youtube.com/watch?v=bzNTjpUMOp4&hd=1

Gmail と Inbox の共存と併用

Inbox は次世代のメールサービスですが Gmail とは共存関係にあり、併用して使うことができます。そのため Gmail 宛に届いたメールは、Gmail と Inbox のどちらでも閲覧することができます。


ただし、互いのサービスは独立して動いているわけではなく、連動して動いています。例えば、受信したメールを Inbox 側で Done(完了) を設定すると Gmail 側では自動的にアーカイブされます。逆に Gmail 側でメールをアーカイブしても Inbox 側では Done(完了) にメールが移動します。ただし、Inbox 側でスヌーズやピンの設定など Gmail 側には何も影響しない機能もあります。

Inboxの機能

Inboxの主要な機能は、"バンドル""ハイライト""リマインダー""スヌーズ"の4機能です。いずれも、メールやタスクを管理する上でユーザが煩わしさを感じる問題点を解決するための、シンプルで使いやすい機能です。

バンドル

既にGmailでは、受信メールを"ソーシャル"、"プロモーション"、"新着"、"フォーラム"のカテゴリに自動で振り分ける機能があります。バンドルは、この機能の強化版でメールの内容から判断して自動でカテゴライズする機能です。例えば、航空券やホテルの予約は、旅行関係であると判断して自動的にまとめてくれます。ユーザによるカテゴライズをInboxに学習させることも可能です。

ハイライト

ハイライトは、メールを開かずに概要やサムネイル画像を一覧で表示できる機能です。バンドルの機能と組み合わせることで、シームレスなメール管理が可能です。例えば、旅行関係にバンドルされたメールの一覧を表示した場合、航空機の離発着時間や、目的地の場所をメールを開かずに確認することができます。

リマインダー

メールにはやるべきことが書かれていますが、すべて書かれているわけではありません。しかし、関連する作業を別のToDoアプリで管理すると、情報が分散してしまいます。リマインダーは、メールに書かれているやるべき作業と、関連する作業をまとめてリスト化できる機能です。この機能のおかげで、やるべき作業が1つのアプリで管理できるため、効率的になります。また、リマインダーはスヌーズ機能と組み合わせたり、通常のToDoリストと同じく完了フラグを立てることもできます。

スヌーズ

受信するメールの量が多い場合や、忙しい場合など、ついつい対応を後回しにしてしまい、メールを受信したことすら忘れてしまうことがあります。スヌーズ機能は、目覚まし時計のようにメールやリマインダーの再通知時間を設定できる機能です。例えば、"今日中"、"明日"、"来週"、"指定した日時"など、メールやリマインダーの優先度をすばやく付けることができます。これにより、ユーザは重要なタスクに集中することができ、後回しにしたタスクも忘れずに済みます。


スヌーズ機能のユニークなところは、再通知時間を設定すると受信トレイから消えて、スヌーズトレイに移動してしまうことです。そして、再通知時間が到来すると改めて受信したかのように振る舞います。これはよく考えると恐ろしい機能でもあります。なぜなら、再通知された時間にメールの対応ができるとは限らないためです。スヌーズ設定した大量のメールが、ある時刻に一斉に通知されるような状況にならないために、再通知時間の設定には注意しましょう。

Inboxの参加

Inboxは2014年11月時点では招待制の参加となっています。そのため、Inboxに参加する場合は既にInboxを利用している誰かから招待を受けるか、以下のアドレスにGmailで空メールを送り招待をリクエストする必要があります。


inbox@google.com

招待のリクエストをすると、以下のメールが自動返信されます。



Thanks for requesting an invite. We'll send you one as soon as possible.
(招待のリクエストを頂き、ありがとうございます。できるだけ早く招待のメールを送ります。)
Your friends at Gmail
(Gmail一同より)

リクエストを送って Google から招待メールが届くまでに1~2週間程度の時間かかりますので気長に待ちましょう。届いた招待メールの末尾には、アカウントと関連付けられたコードが記載されています。これは、招待を受け取ったアカウントのみ Inbox の使用を許可されているコードであるため、必ず同一のアカウントでサインインしましょう。


Inbox
Inbox

他の人をInboxに招待する

Inbox にサインインした後、画面右下の(+)ボタンをタップし "invite to Inbox" が表示されていれば、他の人を招待することができます。ただし、招待枠は1週間で3人までで、それ以上は invite to Inbox が非表示になるため、招待できなくなります。1週間後に招待枠はリセットされ、また新しく3人まで招待することができます。また、既に Inbox を利用可能な人に招待メールを送ってしまった場合は、まだ招待されていない人に転送することで招待枠を再利用することができます。

iPhoneでInboxを利用する

InboxはiTunesにも登録されています。正式な招待メールが届かないと使えませんが、シンプルなマテリアルデザインと、軽快な動作は素晴らしいユーザエクスペリエンスを提供してくれます。


Inbox by Gmail

Inboxはリアルタイムに受信するプッシュ通知にも対応しており、以外にもiPhoneに優しい仕様です。


ただし、2014年11月時点ではまだ日本語にローカライズされておらず、日本語のメールは文字化けせず読めますがメニューや通知等はすべて英語表記です。 更にメール作成ではiPhoneの標準キーボードでは日本語が入力できません。 日本語を入力するためには、ATOKなどのサードパーティ製のキーボードを使用するか、コピー&ペーストする必要があります。 いくら何でもこれは致命的。 返信するメールは iPhone の標準のキーボードでも日本語入力ができますが、大人しくアップデートを待ちましょう。


2015 年 3 月 26 日にアップデートされた ver 1.2.3 以降では、上記の問題は解決しています。

Google ChromeでInboxを利用する

Inbox は Google Chrome でも利用できます。ここでブラウザを限定しているのは、2014年11月時点では Google Chrome 以外のブラウザはまだ利用できないためです。他のブラウザで Inbox にアクセスしてもアカウント認証後にエラー画面になります。


InboxはGoogle Chromeでアクセスしましょう
InboxはGoogle Chromeでアクセスしましょう


また、Inbox は Gmail と同様、キーボードのショートカットが存在します。ショートカットの一覧を表示するには "?" を入力するように [ Shift ] + [ / ] で表示されます。


Inboxのショートカット一覧
Inboxのショートカット一覧

まとめ

Inbox はメールとリマインダーの融合体であるため、今までのメールの操作とは異なり使い勝手に癖があります。iPhone で使う分にはアップデートを待った方が無難かと思いますが、オンラインで利用する分には問題なく使えます。興味があれば是非使ってみて下さい。


Inbox