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Visual Studio Code (VSCode) は、多くのプログラミング言語に対応しているソースコードエディタです。本ページは Visual Studio Code の導入から使い方までをわかりやすく解説する入門記事です。
VSCode は、複数のファイルを同時にエディターで開くことができます。ファイルを開くと、そのファイルを表示する新しいタブが追加されます。タブは、ドラッグ&ドロップすることで並び替えることができます。
フォーカスするエディターの移動は [Ctrl] + [PgUp]
または [Ctrl] + [PgDn]
で移動することができます。
タブを使用したくない場合は、workbench.editor.showTabs
設定を false
に設定することで機能を無効にできます。
デフォルトの設定では、新しいタブは右側に追加されますが、workbench.editor.openPositioning
設定を使用して新しいタブを表示する場所を制御できます。例えば、新しいタブを左側に表示するなどの制御が可能です。
エディターを縦横に分割し、複数のファイル同時に表示することもできます。各エディターの集まりをエディターグループと呼びます。
エディターを分割をするには、メニューの [表示] - [エディターレイアウト] から選択します。
上記以外にも、エディター右上のアイコンをクリックするか、[Ctrl] + [\]
で現在のアクティブなエディターを分割することができます。
エクスプローラービューでは、右クリックメニューの「横に並べて開く」や [Alt]
を押しながらファイル名をクリックすることで、新しいエディターグループを追加して開くことができます。
エディターグループを移動する場合は、[Ctrl] + [K]
→ [Ctrl] + [↑]/[↓]/[←]/[→]
で、上下左右のエディターグループに移動することができます。また、各エディターグループは [Ctrl] + [ナンバーキー]
でフォーカスの移動ができます。例えば、[Ctrl] + [2]
で、左から 2 番目のエディターがフォーカスされます。
エディターにはコンテンツ上に Breadcrumbs (階層リンク) と呼ばれるナビゲーションバーがあります。Breadcrumbs にはパンくずリストのように現在のファイルの場所が表示され、フォルダ、ファイル、シンボル間をすばやく移動できます。
Breadcrumbs にはファイルパスが表示され、ファイルの言語がサポートされている場合はカーソル位置までのシンボルパスが表示されます。Breadcrumbs の表示・非表示を切り替えるには、メニューの [表示] - [階層リンクの表示] を選択します。
デフォルトでは各エディターの右側にミニマップが表示され、ファイルを俯瞰して見ることができます。ミニマップが表示されていない場合は、メニューの [表示] からミニマップを表示させることができます。
Alt を押しながらスクロールすると、通常の 5 倍の速さでスクロールすることができます。スクロール速度は editor.fastScrollSensitivity
によって制御することができます。